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parent: ShellScript
title: Shell環境セットアップ(WSL含む)
date: 2019-06-25
tags: WSL
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shell環境における開発をするためには,まずその開発環境を整える必要があります.
本稿では,開発環境を整えるスクリプトを公開します.

本稿で上げるスクリプトは,WSL(Windows Subsystem For Linux)上でのセットアップにも対応させています.

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# ねらい
    * Shellはどこでもある
    * 環境の構築に時間をとられたくない
    * きちんと入れて,後々エラー出したくない
    
# 手順
_____________
    Github: <https://github.com/ContentsViewer/sh-setup>
    
    ```shell
        # ダウンロード
        $ git clone https://github.com/ContentsViewer/sh-setup.git
        
        # フォルダ移動
        $ cd sh-setup
        
        # 実行権限の付与
        $ chmod 755 setup.sh
        
        # セットアップ開始!
        $ ./setup.sh
    ```
    
    WSLでのセットアップでは,引数`--wsl`を加えます.
    
    ```bash
        $ ./setup.sh --wsl
    ```

    [WSL2でGUIを利用する場合]
    =============
        本setup完了後, `bashrc`に書かれている以下の内容を,
        
        ```shell

            # xfce4 setting. written by setup.sh
            export DISPLAY=:0.0 # if you use wsl1, activate this line.
            # export DISPLAY=$(cat /etc/resolv.conf | grep nameserver | awk '{print $2}'):0.0 # if you use wsl2, activate this line.
            export LIBGL_ALWAYS_INDIRECT=0
        
        ```
        
        このように書き換えてください.
        
    
        ```shell

            # xfce4 setting. written by setup.sh
            # export DISPLAY=:0.0 # if you use wsl1, activate this line.
            export DISPLAY=$(cat /etc/resolv.conf | grep nameserver | awk '{print $2}'):0.0 # if you use wsl2, activate this line.
            export LIBGL_ALWAYS_INDIRECT=0
        
        ```
        
        ここの自動化は, まだできていません...
    =============
    
# セットアップでくわえられるもの
______________
    本セットアップで追加される機能は以下のとおりです.
    
    # build-essential
    # vim
    # git
    # tree
    # tmux
        同時に,`.tmux.conf`にも追加設定を行います.
        追加設定されるのは以下のとおりです.
        
        * マウス操作
        * スクロール

    # htop
    # fzf
    # python-dev
    # pyenv
    <!--
        pyenv を使わないと, pythonのバージョン管理ができないが, 
        pyenv を入れることによるエラーの対処がめんどくさい.
    -->
    # pip
    # pipenv
    <!--# trash-cli-->
    # zsh
        本セットアップでは,シェルをbashからzshには変更しません.
        
        以下のコマンドを打つことで,zshを起動できます.
        
        ```bash
            zsh
        ```
    
    ---
    
    以下からは`wsl`オプションを追加したときに追加されます.
    
    # xfce4-termianl
    # xfce4
        wslでのGUI環境が導入されます.
        ただし,windowsがわにXクライアントを別にインストールする必要があります.
        よく使われるものに'VcXsrv','X410'があります.
        
        GUI環境の起動は,ターミナル上に以下のコマンドを打つと起動します.
        
        ```bash
            startxfce4
        ```
    # font
        windows側のフォントをlinux側にインストールします.
        
    # fcitx
        GUI環境上での日本語入力を可能にします.
        
        # 手順
            1. Fcitxを起動します.
                GUI画面右上から`Applications` -> `System` -> `Fcitx`と順にクリックします.
            
            2. Fcitx の入力方法にMozcを加えます.
                1. GUI画面右上から`Applications` -> `Settings` -> `Fcitx Configuration` と順にクリックします.
                
                2. 左下の「+」ボタンをクリック
                    ![入力方法の追加](CURRENT_DIR/Images/fcitx-add-mozc.jpg)
                
                3. 検索欄に「mozc」を入力し,「OK」をクリック
                    ![mozcの追加](CURRENT_DIR/Images/input-mozc.jpg)
            
            3. `CTRL + SPACE`で入力が切り替わります.