パラメータ

シェルスクリプトやシェル関数の引数を参照する.

paramtest

                #!/bin/sh
                
                echo "$1"
                echo "$2"
                echo "$3"

位置パラメータの表示テスト

                $ ./paramtest one two three
                one
                two
                three

起動されたシェルスクリプト名(第0引数)を参照する.

            echo "$0" # シェルスクリプト名(第0引数)を表示する

シェルスクリプトやシャル関数の引数をそのまま引き継ぐ.

            mycommand "$@"  # 引数すべてをそのまま引き継いでmycommandを起動

シェルスクリプトやシェル関数の引数すべてを1つに連結して参照する.

            echo "$*"  # すべての引数を1つに連結して表示する

シャルスクリプトやシェル関数の引数の個数を参照する.

直前のリストの終了ステータスを参照する.

もっとも新しくバックグラウンドで起動したコマンドのプロセスIDを参照する.

            sleep 10 & # 適当なコマンドをバックグラウンドで起動
            echo $!    # そのコマンドのプロセスIDを表示する

シェル自身のプロセスIDを参照する.

現在のシェルに設定されているオプションフラグを参照する.

直前に実行したコマンドの最後の引数を参照する.

            ls -l /some/dir
            cd $_           # /some/dirディレクトリに移動

現プロセスの親プロセスのプロセスID

親プロセスが先に死ぬと子プロセスはinitプロセスの養子になるというのはunixの仕様です^[3]. つまり, 親が先に死ぬと, その子プロセスの$PPIDは, 1になります(initプロセスIDは1^[4]).