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Arduinoで2Dグラフィックを扱う

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Arduinoでグラフィック液晶やドットマトリックスを操作することは定番です. またそれらを操作するライブラリも豊富です. ただ, それらに共通してある2Dに何かを描画するという機能は多くの場合独立していません. この機能を独立させることで, いかなる表示機においても2Dに対する描画法を統一できます. 例えば, ドットマトリックスで描画していたものをグラフィック液晶に簡単に移植できます. メンテナンスもしやすくなるでしょう. 描画の機能のパフォーマンスが向上すれば, その恩恵はその機能を使っているすべての表示機にも与えられます.

キャンバスとは, Arduinoで2Dグラフィックを扱う時に便利なライブラリです. キャンバスはメモリ上にある描画空間に対して処理を行います―例えば, 点を打つ, 線を引くなど―.

キャンバス単体で用いることはほとんどありません. キャンバスと実際に目に見えるものに描画するものとを組み合わせて使用します.

このキャンバスの特徴は以下の通りです.

  • 応用しやすい関数セット
  • 白紙のキャンバスに文字、画像、直線などを描くような操作
  • 高い移植性
  • 高い描画効率

キャンバスを強化, 改良, 何でもしてください(’ω’)ノ

  • このキャンバスの特徴は大きく分けて4つあります.

    • 応用しやすい関数セット
    • 白紙のキャンバスに文字、画像、直線などを描くような操作
    • 高い移植性
    • 高い描画効率
  • キャンバスは以下のページからダウンロードできます.

  • ここでは, Canvasの基本的な使い方を説明します. 説明内容は以下のとおりです.

    • ファイルの配置
    • キャンバスの開始
    • 点を打つ
    • 文字を書く
    • 画像を描く
    • 最後に
  • 関数

    SetSize キャンバスの大きさ設定
    Canvas コンストラクタ
    SizeX キャンバスx方向の大きさ
    SizeY キャンバスy方向の大きさ
    Pos 描画位置の指定
    Dot 点の描画
    Line 直線の描画
    VerticalLine 垂直直線の描画
    Boxf 矩形の描画
    Boxw ワイヤー矩形の描画
    Celput 画像の表示
    Mes 文字列の描画
    PutChar 文字の描画

    変数

    color 色情報
    posX 描画位置x座標
    posY 描画位置y座標
「https://contentsviewer.work/Master/Arduino/Canvas」から取得