準備
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OSを作成するにあたっての準備を行います.
用意するもの
ボード: ArduinoUno もしくは ArudinoMega
今回のOSは以下の対応表にあるAVRマイコンが用いられているボードならば対応できますが, 説明としてこれら二つに限らせてもらいます. ArduinoUno が使用しているマイコンは, ATmega328, ArduinoMegaが使用しているマイコンはATmega2560です.
OSが対応するAVRマイコンは次のとおりです.
- ATmega128
- ATmega8
- ATmega168 / 328 / 1280 / 2560
- ATmega645
- ATtiny24 / 44 / 84
ArduinoIDE
ArduinoIDEはArduino-Home からダウンロードできます. 動作確認済みのバージョンはArduino 1.8.3です.
作業フォルダ
OS作成では, ソースファイルおよびヘッダファイルを作成します. また, もともとありますArduinoのコアファイルもOS用に変更していきます. ここでは, これらファイルを作成するための作業フォルダの準備を行います.
Arduinoコアフォルダのコピー＆ペースト
インストールしたArduinoIDEフォルダから以下のフォルダをコピーし, 好きな場所にペーストしてください. このフォルダが作業フォルダになります. ArduinoIDEの場所は通常"C:\Program Files (x86)\"下にあります.
(ArduinoIDEが存在するディレクトリへのパス)/Arduino/hardware/arduino/avr/cores/arduino
ペーストしたコアフォルダ(以下から作業フォルダ)の名前を変更してください.
ペーストしたコアフォルダ名を"arduino.ArduinOS"に変更してください. "ArduinOS"の部分はあなたが付けたいOS名前でも問題ありません. ただし, 以下から表示される文字列"ArduinOS"をすべて新しい名前に読み替えてください. 以下から便宜上のため, OSの名前をArduinOSにします.
作業フォルダ内に"ArduinOS"フォルダを作成して下さい
ArduinOSフォルダ内に新しく作成するファイルが入ります.